順位戦A級 斎藤慎太郎八段対羽生善治九段
順位戦A級7回戦
対局日:2022年1月7日
場所:東京将棋会館
「特別対局室」
両者の対戦成績(対戦前)
斎藤:3勝
羽生:5勝
最近の成績は、斎藤八段が安定して勝っているが、その中でも順位戦での成績が圧倒的に良い。
一方羽生九段は、A級以上が29期目(29年連続)だが、ここ数年は厳しい戦いになってきた。
今期は、2勝4敗と黒星先行になっている。
戦型は相掛かりになった。
中盤から、先手斎藤が少しずつポイントを取る。
87手目:6三角
先手持ち駒:金
後手持ち駒:銀 歩2
飛車取りと、8五角成を狙った手で、このあたりではっきり先手優勢となる。
93手目:8五角成
先手持ち駒:角 金 歩2
後手持ち駒:金 銀 歩
この局面で後手・羽生の投了となった。
投了図 93手
斎藤慎太郎八段の勝ち(93手)
終局:22時4分
まだすぐに詰む形ではないが、飛車を自陣に逃げてから更に角を打たれ、2枚目の馬を作られる筋や9三歩成が厳しく、攻防共に見込みなしと判断され後手・羽生が投了した。
相掛かりから、じっくりした戦いになったが、中盤から徐々にポイントを取った斎藤八段が押し切った。
羽生九段は敗れ2勝5敗となり、残留が更に厳しくなった。
対永瀬王座
4勝11敗,1千日手
次戦の永瀬王座との対戦成績が悪いが、先手番なので、主導権を取って望みをつけたいところ。
対広瀬八段
21勝15敗
最近は勝ったり、負けたりだが、去年の順位戦は負けているのが気になるところ。
いずれにしても、残り2戦連勝しなくては、残留は難しいだろう。
将棋めし
昼食
斎藤:「肉豆腐(キムチ・きのこ)弁当」(鳩やぐら)
羽生:「豚肉のBBQソテー(ごはん付)」(Le Carre)
夕食
斎藤:「ヒレカツ定食(ライト)」(ふじもと)
羽生:「ヒレカツ定食(ライト)」(ふじもと)
鳩やぐら
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Le Carre
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ふじもと
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