順位戦B1 近藤誠也七段対藤井聡太竜王
第80期 順位戦B級1組9回戦
対局日：2021年12月2日
場所：関西将棋会館
「御上段の間」
戦型は角換わり腰掛け銀になった。
中盤までは、近藤七段がやや優勢で進行したが・・・。
74手目：9七歩成
先手持ち駒：歩2
後手持ち駒：歩
藤井竜王の端攻めが厳しく、手抜いて攻め合い判断が微妙だったようだ。
114手目：6七桂(投了図)
先手持ち駒：桂歩3
後手持ち駒：飛 金 銀 香 歩2
終局：0時29分
端攻めから、逆転した藤井竜王が終盤見事に寄せ切った。
近藤七段も、藤井玉に迫ったがあと一歩及ばなかった。
9回戦後の結果
近藤：2勝6敗
藤井：8勝1敗
藤井竜王がこの対局の前、珍しく公式戦2連敗していたが、ここは逆転で勝った。
ここ最近の敗戦はほとんが後手番の時である。
本局も後手番で、近藤七段が形勢が良い場面もあったが、中終盤で逆転した。
現状で藤井竜王に勝つには、先手番の時に自身の得意な形に持ち込むか、あまり研究されてない形に持ち込むしかないかもしれない。
佐々木勇気七段が敗れたため、藤井竜王が成績順ではB級1組で1位になった。
10回戦（12月23日）の相手は
近藤：阿久津主税八段
藤井：抜け番（対局なし）
将棋めし
昼食
近藤：そば定食（かやく御飯）【小雀弥】
藤井：御弁当(冷たいうどん)【やまがそば】
夕食
近藤：マーボー豆腐定食【みんみん】
やまがそば
↓
https://retty.me/area/PRE27/ARE618/SUB8903/100000184389/
みんみん
↓
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270108/27027346/
CoCo壱番屋
↓
https://www.ichibanya.co.jp/
王将戦・リーグ戦最終結果
第71期ALSOK杯 王将戦挑戦者決定リーグ戦
対局日：2021年11月24日
①
場所：東京将棋会館
「特別対局室」
両者の対戦成績（対戦前）
永瀬：1勝
藤井：7勝
永瀬王座の勝ち（101手）
終局：19時39分
先手の永瀬王座が上手い差し回しで藤井竜王の攻めをしのぎ、対藤井戦久々の勝利となった。
永瀬王座は、4勝2敗で王将戦リーグ残留となった。
藤井竜王はこの対局は敗戦となったが、5勝1敗ですでに挑戦者に決定している。
渡辺明王将と挑戦者・藤井竜王による七番勝負は、来年1月9日に静岡県掛川市「掛川城 二の丸茶室」で開幕する。
七番勝負全日程
↓
https://www.shogi.or.jp/match/oushou/
➁
場所：東京将棋会館
「高雄」
両者の対戦成績（対戦前）
羽生：11勝
糸谷：10勝
羽生九段の勝ち（103手）
終局：16時58分
中盤あたりからリードした、羽生九段がそのまま押し切った。
羽生九段は、4勝2敗で王将戦リーグ残留となった。
糸谷八段は、今期はふるわず全敗となりリーグ陥落となった。
来期は二次予選からとなる。
③
(先)近藤誠也七段 対 豊島将之九段
場所：東京将棋会館
「棋峰」
両者の対戦成績（対戦前）
近藤：1勝
豊島：0勝
この対局はリーグ残留をかけての対戦となった。
勝者が残留、敗者は陥落となる。
近藤七段の勝ち（109手）
終局：19時38分
中盤からリードした近藤七段が押し切った。
大事な一局に勝利した近藤七段が4勝2敗でリーグ残留を決めた。
敗れた豊島九段は、今期はふるわず2勝4敗となりリーグ陥落となった。来期は二次予選からとなる。
豊島九段は、JT杯では優勝したが、他棋戦では藤井竜王に負かされるシーンが多かった。来年はどこかのタイトル戦で挑戦者になれる活躍を期待したい。
将棋めし
昼食
永瀬：「山かけそば」（ほそ島や）
以下を買い出しで頼む
バナナ3本、コールドブリューコーヒー(氷なし)2杯
藤井：「和風ホイコーロー」(鳩やぐら)
羽生：「なべ焼きうどん」（ほそ島や）
糸谷：「牛すじのお母さんカレー(日替わりメニュー)小盛り、アイスコーヒー」(rico curry)
豊島：「チキン山椒焼き弁当」(鳩やぐら)
近藤：「なべ焼きうどん」（ほそ島や）
ほそ島や
↓
https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130901/13036062/
鳩やぐら
↓
https://twitter.com/Hatoyagura
rico curry
↓
https://www.rico-curry.com/
JT杯決勝 豊島将之JT杯覇者 対 藤井聡太竜王【現地観戦レポート】
JT杯決勝 豊島将之JT杯覇者 対 藤井聡太竜王【現地観戦レポート】
JT杯の観戦申込をしたら、当選したので現地観戦へ行ってきました。
今回、応募は約4000人で一般観戦の当選は600人でした。
私の当選番号は400番台と後ろの方で、席に着く順番も番号通り後ろの方だったので、席は前の方のブロックは満席だったので、後ろのブロックの右側あたりからの観戦となった。
今回初めて、生での観戦でとてもうれしかったです。
ちょっと後ろの席だったので、対局者の表情までははっきり分からなかったのは残念ではあった。
今回、写真を撮ってきたが、やや遠かったので、あまりが写り良くないものもありますが、ご容赦ください。
将棋日本シリーズ プロ公式戦
決勝
豊島将之JT杯覇者 対 藤井聡太竜王
対局日：2021年11月21日
タイムテーブル
①両対局者のあいさつ・質問コーナー
14：30～
➁トークコーナー(両対局者の印象など)
出演：阿久津主税八段、上田初美女流四段、山根ことみ女流二段
14：40～
休憩
③テーブルマークこども大会 東京大会 低学年部門 決勝
15：45～
⑤テーブルマークこども大会 東京大会 高学年部門 決勝
16：13～
⑥テーブルマークこども大会 東京大会 表彰式
⑦将棋日本シリーズ プロ公式戦 決勝
豊島将之JT杯覇者 対 藤井聡太竜王
17：18～
⑧将棋日本シリーズ プロ公式戦 表彰式
⑨勝利棋士によるお見送り
19：10～
終了
①両対局者のあいさつ・質問コーナー
➁トークコーナー(両対局者の印象など)
出演：阿久津主税八段、上田初美女流四段、山根ことみ女流二段
⑦将棋日本シリーズ プロ公式戦 決勝
豊島将之JT杯覇者 対 藤井聡太竜王
対局前に、改めて本局の見どころを聞かれる。
阿久津八段（真ん中）、上田女流四段（右）
対局が始まる。
大盤解説をされる、阿久津八段（右）、利き手：上田女流四段（左）
両者の対戦成績（対戦前）
豊島：9勝
藤井：13勝
両者共に、初手からの指し手が早く、先手の攻めが早かった。
封じ手になった、
53手目：6五角
これが玉頭に利いていて、この手が良かったようだ。
終盤、藤井竜王も豊富な持ち駒で王手ラッシュで迫ったが及ばず、豊島JT杯覇者が押し切った。
豊島JT杯覇者の勝ち（95手）
終局：18時37分
感想戦
阿久津八段から、どのあたりで良くなったか聞かれる
豊島JT杯覇者（左端）
序盤中盤での、差し手が早かったことについて、阿久津八段から聞かれると
豊島：「ここで考えているようじゃ気合負けだと思った。」
今日は、勝ったこともあって、感想戦でも元気に答えているのが印象的でした。
逆に、負けた藤井竜王は、7二歩のところで3一飛ではなく、2一飛としていればと、悔んでいました。
これで、竜王戦も含めて対藤井戦の連敗が7で止まった。
⑧将棋日本シリーズ プロ公式戦 表彰式
佐藤会長が表彰状を読まれる。
優勝賞金目録（ボード）が授与される
準優勝の賞金目録が藤井竜王に授与される
豊島JT杯覇者から優勝のあいさつ
「おめでとうございます」
と声をかけると、会釈してくれました。
他の方のあいさつなどにも丁寧に答えていました。
今日は、いつにも増して気合が感じられた豊島JT杯覇者だが、来年はどこかでまたタイトル戦に出るような活躍を期待しています。
王将戦 藤井聡太竜王対近藤誠也七段
王将戦 藤井聡太竜王対近藤誠也七段
第71期ALSOK杯 王将戦挑戦者決定リーグ戦
対局日：2021年11月19日
場所：東京将棋会館
「特別対局室」
両者の対戦成績（対戦前）
藤井：4勝
近藤：1勝
この1戦に藤井竜王が勝てば、挑戦者になり、近藤七段が勝てば、1敗で並ぶことになり注目の対局となった。
藤井竜王が得意の相掛かりから、角交換になったが、中盤からリードし、そのまま押し切った。
藤井竜王の勝ち（91手）
終局：19時12分
勝った藤井竜王は5戦全勝。
他のリーグ参加者はすでに2敗以上しているため、最終戦を待たずに藤井竜王が王将戦挑戦者となった。
王将戦（七番勝負）は、来年1月から渡辺明名人（王将・棋王）と対戦する。
両者の対戦成績（対戦前）
渡辺：1勝
藤井：8勝
対戦成績を見ると、藤井竜王が圧倒していて、現状王将を含め3つ（名人・棋王）タイトルを持つ渡辺名人を持ってしても、対藤井戦に関しては、現状かなり分が悪いと言わざるを得ない。
来年のタイトル戦までに、有効な対策が見いだされるかが注目される。
現状の藤井竜王の内容を見ると、4-0、4-1でタイトル奪取が有力のような感じがするがどうなるか楽しみです。
将棋めし
昼食
藤井：「肉豆腐（山椒・糸こんにゃく）弁当」(鳩やぐら)
近藤：「ビーフカレー」（rico curry）
鳩やぐら
↓
https://twitter.com/Hatoyagura
rico curry
↓
https://www.rico-curry.com/
順位戦Ａ級 糸谷哲郎八段対羽生善治九段
順位戦Ａ級5回戦
対局日：2021年11月19日
場所：東京将棋会館
「高雄の間、窓側」
両者の対戦成績（対戦前）
糸谷：9勝
羽生：11勝
戦型は各換わりになった。
序盤中盤は、ほぼ互角の戦いになり、中盤が長くなった。
122手目：6八銀
先手持ち駒：飛 歩4
後手持ち駒：歩2
このあたりでは、後手が少し優勢のようだった。
この後も、後手・羽生が激しく攻めて、先手・糸谷が受ける展開になった。
155手目：6八香
先手持ち駒：角 金2 歩3
後手持ち駒：銀2 歩2
このあたりで、先手が受けきって、先手やや優勢に変化した。
この局面で後手・羽生の投了となった。
投了図 175手
先手持ち駒：飛 角 桂 歩3
後手持ち駒：金 銀 香 歩4
糸谷哲郎八段の勝ち（175手）
終局：0時14分
後手・羽生九段の攻めを先手・糸谷八段が受けきって、糸谷八段の勝ちとなった。
糸谷八段の終盤の粘りは見事だった。
これで糸谷八段は、3勝2敗と白星先行となった。
敗れた羽生九段は、1勝4敗と厳しい星取になった。
残り4戦、他の方の成績にもよるが、最低3勝はしないとA級残留は難しそうだ。
羽生九段の残りの対戦相手
山崎隆之八段、斎藤慎太郎八段、永瀬拓矢王座、広瀬章人八段
挑戦者争いは、全勝を守った斎藤慎太郎八段が、今期も挑戦者になりそうな勢いです。
将棋めし
昼食
糸谷：「山椒ポークカレー、アイスコーヒー」（rico curry）
羽生：「サバの南蛮酢弁当」(鳩やぐら)
夕食
糸谷：「日替わりパスタセット＝牛肉ポロネーゼ（サラダ・自家製パン付き）、アイスティー」（アンフォラ）
羽生：「上ちらし」（千寿司）
rico curry
↓
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鳩やぐら
↓
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アンフォラ
↓
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千寿司
↓
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